• コース紹介
  • 入会について
  • 実績紹介
  • 体験談
  • トピックス
  • お問い合わせ
  • 学校情報

HOME > 最新情報 > 代々木進学会ダイアリー > 一歩踏み入る問題解説~H15 慶應義塾湘南藤沢中等部 算数

代々木進学会ダイアリー

2008年10月22日【代々木進学会ダイアリー
一歩踏み入る問題解説~H15 慶應義塾湘南藤沢中等部 算数
ある仕事をするのに、大人10人では12日かかる。この仕事を大人6人で10日した後、
残りの仕事を子供5人でするとさらに16日かかる。ただし、仕事は1日単位でするものとし、
1日の途中でやめたり、交代したりしないものとする。

(1) この仕事を子供10人ですると何日かかりますか。
(2) この仕事を大人15人で6日した後、残りの仕事を子供だけで4日で終わらせる
  ためには、子供は何人必要ですか。
(3) この仕事を大人30人と子供40人とロボット1台がいっしょに何日かした後、残りの
  仕事を大人6人がした。このとき、仕事を始めてから終わるまでに9日かかった。
  この仕事をロボット1台がすると何日かかりますか。  





【解答】
(1)16日  (2)10人  (3)10日


【解説】
仕事算の基本と鶴亀算をセットした問題です。
仕事算の計算の指針は概ね2つあり、
A 全体の仕事量を1として、各々が1日にする仕事量を分数で表す(トップダウン方式)
B 各々が1日にする仕事量を1(または比)で表し、全体の仕事量を積み上げて表す
  (積算方式)

子供と大人、さらにロボットが登場するので、計算ミスに注意しながら短時間でこなしましょう。

(小問に取り組む前の準備)
この仕事を終らせる2つの方法が提示されているので、
大人10人×12日=大人6人×10日+子供5人×16日 
から、のべ人数で考えると
大人120人=大人60人+子供80人 
つまり
大人60人=子供80人       
という図式が出来上がります。逆算の考え方から大人1人と子供1人の仕事量の比は
大人:子供=80:60=4:3
と分かり、この仕事量の全体は
4(=大人の仕事量)×10人×12日=480
と表すことができます。

(1)全体の仕事量は480で、子供の仕事量は3ですから、子供が10人のとき
 480÷(3×10)=16(日) かかります。

(2)大人が15人で6日ですから、その仕事量は
 4×15×6=360 
 であり、残りの仕事量は
 480-360=120 
 あるわけですから、子供だけで4日で終らせるには
 120÷(3×4)=10(人) 必要になります。
 
(3)ロボットの1日の仕事量を□とします。鶴亀算の基本は「全体の差÷1つあたりの差」
 なので、仮に大人6人が9日仕事をすることを考えたとき、
 (480-4×6×9)÷{(4×30+3×40+□)-4×6}
 =264÷(216+□)
 ここで何を計算しているかが分からないと迷宮入りしますが、
 この計算で出てくるのは「日数」なので、商は整数になります。
 すると可能性のある整数は264÷264=1なので、
 □=264-216=48 となります。
 問題はロボット1台が仕事をしたときの日数ですから
 480÷48=10(日) 
 よって10日が答えになります。