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お知らせ

2009年06月29日【お知らせ
代々木進学会の夏期講習:帰国子女コース―中学受験をされる予定の、帰国生の皆様へ

受験に向けた勉強はうまく進んでらっしゃいますか?
「帰国生」という形で受験に臨む場合、少しステップを踏むことに
なるため、戸惑いを感じていらっしゃるご家庭が多いのではないかと思います。

そんなご家庭のために、「帰国生中学入試」に関する情報をまとめさせていただきました。
受験に向けて、悩みや不安を抱えているようであれば、ぜひ一度目を通してみてください。


◇帰国生中学入試の現状
帰国生の受験者は、年々増加傾向にあります。
それに伴い、帰国生の受け入れに積極的な中学校も徐々に増えています。
帰国生入試を実施するか、もしくは帰国生に対して何らかの優遇措置や配慮を設けている中学校は、現在首都圏にある全中学校の半数にものぼります。

ただし、その中には少子化による生徒数の減少を穴埋めする目的で帰国を受け入れ、入学後に何のフォローもない中学校があることも事実です。
もちろん、帰国生を受け入れた後もしっかりとした教育方針を持ち、帰国生の資質を伸ばそうと取り組んでいる学校もあります。
お子さんのためには、そのように帰国生受け入れの制度がしっかりと整っている学校を選ぶ必要があります。

○学校選びのワンポイントアドバイス
「帰国枠のある学校を選ぶ」のではなく、まずは家庭の教育方針や本人の性格・適性に合わせて、本当に行きたい、行かせたいと思える学校を選ぶようにしましょう。
帰国枠があるかどうかは、この際二の次で構いません。
「入りやすさ」が学校選びの最重要項目であるように思われがちですが、最も肝心なのは「入学してから」の6年間、あるいは大学を含めた10年間の学校生活であることを忘れないようにしてください。

                
◇帰国生の受け入れ方針
帰国子女の受け入れの方針は、下記の3つに大別できます。

①長期海外滞在者が対象で、教科のフォロー・適応指導を目的に設置されている。
 帰国生学級方式と普通学級混合方式がある。国立大学附属に多いタイプ。
②帰国生の外国語能力や異文化体験にもとづく特性などに期待して、
 一般入試と別枠入試により受け入れを行う。
 入学後も帰国生学級を設置し、補講などの指導も行っている。
③国際教育や外国語学習教科の推進役となることを期待しているが、
 入学後は一般生と同様の学習カリキュラムによって指導している。
 このタイプの学校は私立に多い。

◇帰国生入試選抜方法
各中学校によって選抜方法は異なりますが、大きく以下の3つに分類することができます。

1 帰国生に対して定員枠を設け、国内一般入試と別日程・内容で入試を実施
2 国内一般入試と同一内容で入試をするが、帰国生を別枠・別基準で選考
3 国内一般入試とほぼ同じ基準で選考

1の中学校では、入試問題が帰国生対象のみの問題となっています。
一部の国立大学附属中学校では、得意な言語の作文と面接、あるいは面接のみというように学科試験を課さず、負担がかからないように配慮しているところもあります。
私立中学校は、国語・算数・英語・面接や国語・算数の代わりに英語で受験でき、作文を課す形態をとっているところが多くあります。
帰国生独自の問題の学校は、その問題が非公表の場合が大半ですが、中学校に問い合わせると、出題傾向などを教えてくれることもあります。
 
2や3の中学校の中には、一般入試と同一問題を課し、選考審査時に帰国生であることを
考慮する入試形態をとっている学校もあります。
例えば早稲田・早稲田実業・海城・豊島岡女子学園などは、一般国内生と同レベルの
学力が要求されるため、日本人学校があり、塾などの補助教育が受けられる地域からの
出願が多くなっています。
 
1や2の中学校の中で、英語を中心とした外国語の出題を入試科目にしているところは、
日本人学校出身者の出願資格を認めていないので、注意が必要です。
その入学試験の難度は、英検3級から準1級程度と中学校により差があります。
◇各入試方法の分析
4科入試
帰国生にとっては非常に難しいタイプの入試です。
算数では特殊算など、一般の中学入試と同じ対策をとらなければならないため、
十分な対策が必要になります。 
   
国算2科入試(入試問題は一般生と同じ)
特に算数に関しては、小学校の教科書以上の問題が出題されるため、
専門的な受験対策が必要です。
  
国算英3科入試(入試問題は一般生と同じ)
英語の配点がある分、帰国生には有利な試験です。
英語を重要視してくれるのも特徴です。

国算英3科入試(帰国生用の問題)
帰国生にとっては一番対策しやすい学校です。
国算は、学力的についていけるかを見ることが目的で落とすためのテストではないため、教科書を重視した
勉強法で対策が可能です。しかし、英語能力が問われる場合は多いため、英語も確実に抑えておく必要があります。
 
英語のみで受験
英語が得意な人にとっては受験しやすい学校。
しかし、英語の能力は相当問われることになる。
また、帰国生にも人気があり、受験生が多い。
 
 ※在留期間等によっても入試の内容が変わることがあるため、必ず学校に確認してください。

以上、中学受験に向けて必要と思われる情報の一部を簡単にまとめさせていただきました。
もちろん、ここに載せたもの以外にも受験にとって有力な情報はたくさんあります。
受験に向けてどう対策をとるべきか悩んでいる、もしくは学校選びに悩んでいる等ありましたら、フリーダイヤルからお気軽にご相談ください。