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2012年01月25日【教育・受験・家庭教師関連記事】
自分らしさを主張できる子どもを育てる授業[こんな先生に教えてほしい] 桑山裕明(記事引用)
教育、受験、家庭教師関連の記事を紹介します。
以下、2012年01月24日 MSN産経ニュースより引用。
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自分らしさを主張できる子どもを育てる授業[こんな先生に教えてほしい] 桑山裕明
毎週のように学校を訪ね、たくさんの授業を見ています。そして、先生方から授業への想いを聞いています。 小学生から高校生、そして、先生や保護者のかたに役立つ教育番組を制作するためです。そのなかで、「こんな先生に教えてほしい」と思った先生方のことを書かせていただきます。 今回、紹介する先生は、兵庫県の小学校で教えるMa先生。授業は、小学5年生の社会科です。 Ma先生の目標は、自分らしさを主張できる子どもを育てること。そのために、問題場面を設定し、学んだことを元に、自分の意見を練り上げていく体験を授業に組み入れています。 授業は、子どもたちに手紙を配るところから始まります。 それには、「わたしは、兵庫県から北海道十勝地方に引っ越してきました。こちらでの暮らしがすっかり気に入ったので新しく仕事につこうと思います。仕事の内容は問いませんが、十勝地方ならではの仕事につきたいと思います。みなさん探してもらえませんか?」と書かれています。 この手紙の差出人は、木村英二さん、35歳。兵庫県にいるときは、建設会社で設計士をしていて、家族は、妻の照子さんほか、小5の誠くんと小4の桜ちゃんの2児の父です。 子どもたちは、この木村さんのお願いにどう答えるのでしょうか? (この木村さんは、先生が作った架空の人物ですが……) 授業は、子どもたちが木村さんのために、なんとか十勝らしい職業を探すことをとおして、十勝地方の気候・風土・産業を調べることがねらいです。 このような、シチュエーションを作り出す演出力は、良い先生の条件のひとつだと思います。 まず、子どもたちは、地図帳を使い、十勝地方を調べることから始めます。北海道の南東部。面積は秋田県とほぼ同じで、平野が多いなどの基礎情報を吸収します。 次に、木村さんにすすめる自分の意見を書き出します。乳製品作り、野菜作り、サケ漁、キャンプ場、温泉、小豆作り、工事、米作り、ワイン作り、牧場経営といったさまざまなアイデアが出ました。 ちなみに、一番多かったのは、乳製品作りです。十勝地方は、チーズの生産量が多いという理由でした。すると「本当に仕事はあるの?」という素朴な疑問が出されました。乳製品作りを推した子どもたちは顔を見合わせます。 ここで授業は、第2ステージに……。 自分の意見を補強し、みんなを納得させる根拠を探すのです。この過程で、子どもたちは、十勝地方をより深く知ることになります。 たとえば、乳製品作りを推した子たちは、十勝地方でチーズ作りをしているところはおよそ30か所あり、生産額も伸びているので、仕事に就ける可能性は十分あるという意見を述べました。 そのほか、小豆作りを推した子どもは、十勝地方は、全国の84.7%の収穫量があることを調べました。さらに和菓子職人にも取材し、十勝産の小豆は皮が薄くて、煮えるのが早く、皮が口に残らないなど品質が良いことをつかみました。そして、野菜作りを推すほかの子どもたちと相談し、ビール、大豆、ジャガイモと組み合わせた農業をすることで、連作障害の克服も含んだアイデアを提案にまで仕上げました。 また、特徴のある温泉が良いのではと考えた子は、自分の考えを補強するためお父さんたちに相談したほか、インターネットで情報を集めました。十勝地方の中心地、帯広なら空港も高速道路もあり、全国から人を集めることができること。冬はスキー、夏は十勝川で釣りやカヌーが楽しめるなど四季折々のイベントが組めること。そのうえ、十勝平野で出る温泉は植物性温泉といい、世界でもドイツとここの2つだけしかないということまで見つけ出しました。 中には、道路工事にこだわった女の子がいました。彼女のお父さんは、運送会社を経営しているそうです。そこで、車に乗る人のことを考え、ロードヒーティング工事を提案しました。人の命が関わる仕事は大切と考えたのです。 どのアイデアも自分らしく、ほかの人を納得させるものだと思います。 そして、このような授業こそ、本当の生きる力を身につけることにつながると考えます。 (提供:Benesse教育情報サイト) 元の記事はこちらから → |

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2011年09月12日 公開
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